五月だよ、五月。
GWの連休とは関係がないので、普段通り過ごしている女王です、ちぇっ。
このところツイッターのタイムラインに影響を受けて、私が12、3歳の頃に夢中で読んだ本を読み返してます。
フォローした段階では気付かなかったのですが、相手も同じ本を読んでいた人だったので、TLの話題に上ることもあるんですよね。
そして読んでいると、私の中の少女の尻尾がむずむずと動き始めます。
児童書といいながら、数年前の文庫化では一作につき二冊にわけて発行されたくらいにボリュームのある本で、お小遣いで買うには値の張る本だったため、三冊揃った時の嬉しかったことといったら。
当時かなり頑張って買った本なので、扱いもそれはそれは丁寧で、今でも見た目はかなり奇麗です。
勾玉を連ねた「力」の御統(みすまる) 手にして追うのは「白鳥」の行方…なんて書かれた帯まで、しっかり残っています。
章の頭に和歌が挿入されていたため、当時の私はそれなりに和歌に興味を持ったりもしましたっけ。
瀬をはやみ~とか。
ええ、全然詳しくはならなかったですけどね。
NHKで『SHERLOCK』を録画した時だったかしら、『アテルイ伝』っていう番組のCMが流れてて、気になって仕方なかったり、まだ学生だった頃に某所へ連れて行ってもらった時には、空色や薄紅色の勾玉も欲しいけれど、緑白黄黒の勾玉も買い集めてヒロインの持っていた御統を再現してみたい欲に駆られそうになったりと、アニメ漫画芸能には疎くとも確実にオタク気質の私。
まほろば、富士山、三野の国、寿々香、伊津母の国、日牟加の国、日高見の国、五瀬、平安京、蝦夷(この場合は「えぞ」ではなく、「えみし」)など・・・・。
読んでいると、なんだかヒロインたちの冒険を辿って旅行へ行きたいなーなんて思ったりするわけです。
というわけでGWが終わったら、私の中の少女を連れて小旅行もいいかなあなんて考えているのでした。
まったく単純だこと。
思い出に浸って一人でニヤニヤして、周囲から怪訝な顔を向けられないように、せいぜい気を付けたいと思います。
だって大人ですものね?
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